頭痛の犯人は?

頭痛のページには、詳しく解説はしていますが、その中で・・
「前方頭位」という姿勢異常が原因ですと伝えていました。

今回は、「前方頭位」になる原因として、後頭下筋の緊張異常についてお伝えします。

後頭下筋

後頭下筋とは大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の4つの筋肉で構成され、首の付け根の深い位置にあります。

後頭下筋は頭を安定した位置に保つために非常に重要な筋肉ですが、猫背でパソコンやスマホを見ていると凝り固まってしまいます。

そうなると後頭骨を前に滑らせて・・さらに固くなるのと・・
神経を締め付けたり循環障害が発生して、結果頭痛を引き起こしていきます。

 

そのなかでも「小後頭直筋」は硬膜という脳を包んでいる膜と繋がっているので、脳循環の障害や全身の不調と繋がってきます。

左右の小後頭直筋の間に項靭帯があります。
これは、正中線上にある靭帯で、馬などは非常に強靭です。

この項靭帯が硬膜と繋がっています。

なので逆を言うと・・
小後頭直筋の柔軟性を付けていくことで硬膜の可動性を改善していくことが、頭痛をはじめ全身の様々な症状改善の鍵になります。

ただ・・

デリケートな部位ですので、施術には熟練が必要です。

是非当院をご活用下さい。

すがはら筋整骨院